「パトカー見てテンション上がった」高校生ら３人、バイクであおって追突

　パトカーをあおり、追突事故を起こしたとして神奈川県警厚木署は１７日、厚木市内の１７、１８歳の男子高校生２人と、同市の男性会社員（１８）を、道路交通法違反（共同危険行為と事故不申告）の疑いで横浜地検小田原支部に書類送検した。３人は容疑を認め、「パトカーを見てテンションが上がり、追いかけられるスリルを味わいたかった」などと供述しているという。

発表によると、３人は今年３月１７日午前０時１５分頃、同市下荻野の道路上で、それぞれ別のバイクでパトロール中のパトカーを追いかけて蛇行運転やクラクションを鳴らすなどしたうえ、追突した疑い。１台が歩道を走行してパトカーを追い抜き前に出たため、スピードを落としたパトカーに後ろのバイクが追突し、そのまま逃走した。

同署によると、３人が仲間ら計５人でコンビニ店駐車場に集まっていたため署員が注意したところ、バイクで追いかけ始めたという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210617-OYT1T50276/