コロナ禍でキャンプブームも…“薪泥棒”に森林組合が怒り「残念で悔しい」

　人が寝静まった深夜、1台の車がやってきた。その直後、1人の不審な人物が現れる。懐中電灯で照らす先にあるのは、キャンプなどで使う薪の無人販売所だ。

　現れた人物は薪を手に取り車の方へと戻っていくが、代金は払っていない。その後も薪を次々と車へ運んでいくき、およそ10分の間に販売所と車を11回往復した。

　被害にあった北都留森林組合の中田無双参与さんは、大量の薪が持ち去られた背景に、コロナ禍で高まるキャンプ人気があるのではないかと推測する。

「3密を避けるんでしょうね、キャンプに冬でも来たいという人が去年あたりから増えてきて、薪の需要はものすごい勢いで増えています。この1年で5割増くらいかな、薪の売り上げが増えている状況です」

　今回盗まれた薪は20束、およそ140キロで、被害額は1万円ほどだという。中田無双参与さんによると「1人で20束というのは1晩のキャンプでは使わない」といい、「もしかしたら転売目的かも…そんな人が世の中にいるのか、残念な思いと悔しい思いが強い」と心境を明かした。被害にあった森林組合は、被害届を提出しているという。 （『ABEMAヒルズ』より）

https://news.yahoo.co.jp/articles/1c5fbd078c202033e2d87fae0ae3ec728ba166ee
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