大型バイク２台がはみ出してきた対向車(92)と衝突　はずみで投げ出され前走車に衝突した１人が死亡・熊本県菊陽町

２５日午前１０時５０分ごろ、熊本県菊陽町の県道３６号線で、９２歳の男性が運転する乗用車が
対向車線を走ってきた大型バイク２台と正面衝突し、はずみで、バイクを運転していた１人が投げ出されて、
前を走っていた別の乗用車とぶつかりました。

この事故で、いずれもバイクを運転していた福岡市早良区百道の会社役員、鬼倉寛さん（４５）と、
福岡県粕屋町の４７歳の男性が、それぞれ体の骨を折る大けがをして病院に運ばれました。

このうち、鬼倉さんは、搬送先の病院で手当てを受けていましたが、
容体が急変し、２６日午前３時前に亡くなりました。
正面衝突した車を運転していた男性と、別の車を運転していた男性にけがはありませんでした。

警察の調べによりますと、大型バイク２台は一緒にツーリングをしていたということです。
現場は緩やかなカーブで、警察は９２歳の男性が運転する乗用車が対向車線にはみ出して
バイクと衝突したとみて、事故の原因を詳しく調べています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20210426/5000011990.html